趣味に生きるミニマリストの日々

NOKTON 35mm F1.2 Aspherical II VM(ライカM用)レビュー!実写サンプルあり

 
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モノにあふれた生活を送っていたが、30代後半に一念発起して断捨離本やミニマスト本の影響も受けつつ、大規模な断捨離を決行。俗に言うミニマリストになる。

35mmの大口径レンズが欲しくなりNOKTON 35mm F1.2 Aspherical II VM(ライカM用)を中古にて購入してみた。

なるほど、手に持ったときにズッシリとくるガラスと金属の塊感、ヒンヤリとした感触が心地よい。

LEICA M 240に装着してみるとブラックペイントのLEICAに良く似合う。

結論から言うと、写りに関しては大口径ゆえのボケと明るさもあって満足できるものだと思う。

その反面、重さは結構あるので人によっては軽快性を欠くため持って出るのに少し気合がいるかも知れない。

 

これからレビューしていくが、実写サンプルなど参考になれば幸いである。




NOKTON 35mm F1.2 Aspherical II VM(ライカM用)の外観やスペック

 

日本製です。

 

絞りや距離目盛りも勿論あります。

オートフォーカスレンズだと省かれているものも多いので、付いていると嬉しくなります。

 

レンズフードは別売りのバヨネット式なので、この形状は好き嫌いが分かれるかもしれません。

 

フレントレンズキャップとリアレンズキャップを付けると491g。

手のひらサイズですが、かなりズッシリきます。

 

LEICA M (typ240)にsummicron50mm/f2を付けたものと並べるとこんな感じ。

ズミクロンと比べても2周りくらい大きな印象。

 

操作感などは文章だと説明しづらいですが絞りリングのクリック感も気持ちいい。

グダグダですが動画も撮ったので良ければ観ていただければ幸いであります。

 

【スペック】

焦点距離 :35mm
口径比 :1:1.2
最小絞り: F22
レンズ構成: 7群10枚
画角 :63°
絞り羽根枚数 :12枚
最短撮影距離 :0.5m
距離計連動範囲 :∞~0.7m(使用するカメラにより異なる)
最大径×全長 :Φ60.8×62.0mm
フィルターサイズ :Φ52
重量 :470g
マウント :VMマウント

値段はマップカメラでは中古価格の最安値で¥74800(2020年3月15日現在)と大口径単焦点でライカM用としてはリーズナブルなのではないかと思う。

ライブビューを備えたLEICA M(typ240)やM10などでは最短撮影0.5mに対応するのでギリギリテーブルフォトにも使える。

NOKTON 35mm F1.2 Aspherical II VM(ライカM用)の実写サンプル




実写サンプルはすべてLEICA M(typ240)に装着してモノクロでjpeg撮って出しになります。

今考えるとカラーでも撮っておけば良かった。

 

大口径ゆえの後ろボケ。

 

すき家のテーブル席で同僚の方のスプーンにピントを合わせてみた。

 

少しだけ立ってテーブルフォトでカレーの特盛を撮影。

 

小物を撮れば勿論背景はすぐ後ろからぶっ飛びますね。

 

ストリートスナップです。ビニール傘にピントを合わせています。

 

動物園のインドサイを柵の近くに来たときに撮影。

 

逆光で非常ベルを撮影。背景のモノレールがなんとか判別できる。

 

 

以上、どうだったでしょうか?繊細な描写でボケも個人的にはキレイだと思いました。

 

NOKTON 35mm F1.2 Aspherical II VM(ライカM用)を使って動画を撮る

LEICA M 240に装着して、動画も撮ってみた。

明るいところなのでかなり絞って撮ったのだが一点左下の方にセンサーゴミが写り込んでしまった。

 

まとめ

写りに関しては好みによるところが大きいと思われるので当方の写真が参考になれば幸いであるが、大口径ゆえの明るさとボケは撮っていて楽しいものである。

しかし、手のひらサイズの見た目以上に重いのでフロントヘビーにはなる。

持ち運びが苦になるほどではないかもしれないが、細い革のストラップではLEICAボディの重さとの総重量1KG弱により首には負担がかかるのではないかと思います。

写りの良さと重さを天秤にかけて写りをとるなら良い選択なのではないかと思います。

また、値段も比較的お求めやすいのもポイント。

もうすぐ発売の第3世代は30%も軽量化されるらしいのでお値段は¥120000以上しますが気になるところ。

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。




 

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モノにあふれた生活を送っていたが、30代後半に一念発起して断捨離本やミニマスト本の影響も受けつつ、大規模な断捨離を決行。俗に言うミニマリストになる。

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