Leica M(typ240)作例ブログ!桜舞い散る東京に季節外れの雪が降る2020.3.29
2020.3.29
東京に季節外れの雪が降った。
暖冬ということで殆ど雪らしい雪は降らなかったのだが。
この日の夜は国民的スターである志村けんさんが新型コロナウイルスによって亡くなった日でもある。
偶然なのか、それとも天から旅立つ志村けんさんへ手向けられたものなのか。
僕はというといつものように仕事明けで帰る日だった。
アイドルライブもこの週から自粛するところが多く(小池都知事の外出自粛要請もあり)、帰るだけだったのでこの季節外れの雪景色を撮りながら帰ることにした。
撮影はすべて、Leica M typ240 とSummicron50mm/f2(フード組込)である。
季節外れの雪も外出自粛要請も行き交う人々を止められないのか
午前10時過ぎ、すでに数時間降り続いていた雪。
夜のうちは雨が降っていたので積もりにくい状態ではあった。
道は溶けたかき氷のようにグジョグジョ。
椿の花も寒さにビックリしているようだった。
車には薄っすらと雪が積もっていた。
すき家でブランチ。
牛丼のメガ盛りを頼んでしまった。
流石に僕以外に客は一人だけだった。
外に出ると吹雪いていたが人はそれなりに歩いていた。
カメラを濡らさないように雨宿りしつつ撮影。
すると傘を持っているにもかかわらず雨宿りをする女性が。
その傘がコチラ。
路駐してある自転車にも容赦なく雪が降り積もる。
足跡が残る程度に積もっていた。
皆冬服をまた出してきたのだろうか。
中に少し着込めば少しの時間は大丈夫だっただろうが。
山手線電車も雪化粧
駅はいつもより人は少なく感じた。
こんな日に遠出はしまい。
まして外出自粛要請が出ているのだ。
山手線電車も薄っすらと雪化粧。
車掌さんも前がやや見にくいのではないか。
雪国の電車みたいだ(語彙力)。
渋谷にて桜と雪の奇跡のコラボレーション
こういうのは本当はカラーが良いのだろうが。
同じようなシーンが続くのだが、時間がほんの少し違えば違うシーンに出会えるというもの。
同じようにカメラで撮っている人がいたが観光客という訳ではなさそうだった。
角度の変化でやたら吹雪いているようにみえる。
実際にかなり降っていたのだが、無傘でダッシュしている人もいた。
同族だな。
ハチ公バスも寒そう。
ハチ公にいたっては桜まみれ、雪まみれ。
それでも動じないハチ公は本当の忠犬だ。
子供は風の子と言われるが、裸で雪の中遊ぶの頂けない。
スクランブル交差点はまばらではあるが人はやはりいた。
遊びに来たというわけではなさそうだが。
雪化粧の京王線に乗って帰路へ
雪ではあるが電車の運行が大幅に遅れるということはないようだった。
駅に到着する電車は皆雪化粧をし花嫁さんみたいな顔をしていた。
新宿方面からの電車はこれからお化粧直しという訳である。
多摩方面に向かうに連れ屋根が真っ白になっていったが、大きな積雪もなく、大事に至らなくて良かった。
最後に志村けんさんのご冥福をお祈りいたします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。