趣味に生きるミニマリストの日々

ミニマリストの意味と定義は?生活や実体験についても紹介!

2019/10/07
 
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モノにあふれた生活を送っていたが、30代後半に一念発起して断捨離本やミニマスト本の影響も受けつつ、大規模な断捨離を決行。俗に言うミニマリストになる。

ミニマリストと呼ばれる、または自称する人々が日本に現れ始めてから10年くらいは経っただろうか。

 

その異常なまでのモノの少なさだけが取り上げられがちだが、そもそもミニマリストとは一体何なのか?何故そんなにモノを減らして生きているのか?ミニマリストには一体どのような人がいるのか?

 

また、僕自身が何故?どのようにして?ミニマリストを目指すに至ったか経緯や実体験についても書いていこうと思う。



 

ミニマリストの意味や定義は?

ミニマリストとは持ち物をできるだけ減らし、必要最小限のもので生活する人。また、必要最小限のことしかしないなど精神的にも身軽になれるように努めるライフスタイル。

 

大量の物や解決しなければいけない課題の多い世の中に生きづらさを感じる人たちが増え、自分にとって本当に大事な物事を見極め、厳選することで身軽に生きたいという考えが広く共感を呼び、今日のミニマリストブームにつながったものと考えられている。

 

物を持たずに暮らす人の意味でのミニマリスト(Minimalist)は、2010年前後から海外で使われるようになり、その後日本でも広まったと見られる。

 

何を持ち何を持たないかは人それぞれだが、少ない服を制服のように着回したり(私服の制服化とよばれたりする)、様々な用途に使えるものを選択したり、誰かと共有したり借りたりすることで、自分が所有する物を厳選している点が共通している。

 

少ない物で豊かに暮らすという考え方自体は、環境問題の深刻化などを背景に以前からあった。

 

また、日本では古来よりインド発祥で中国より伝わった禅の思想(目の前のことに集中し、丁寧に生きることにより生まれながらにして持つ本来の自分に立ち返ることを目指す)が存在し、その思想のなかの徹底的にムダを省くという考え方もミニマリストの考え方と共通するものである。

 

また、必要な物だけを持つミニマリストの思想は、2010年頃から流行した、やましたひでこ氏提唱の整理法「断捨離(だんしゃり)」などにも通じる考え方だと言えそうである。

ミニマリストその実像と生活



では、具体的にどのような人がミニマリストにはいるのか?その実像と生活はどのようなものなのかも気になるところ!

 

現ホスト界の帝王ROLANDも実は超の付くミニマリストらしい!う~む、流石に洗練されてますなぁ~!

 

新居のテーマは「生活感の徹底排除」。

 

傘は一本、配線が苦手だからコンセントもなくした、化粧品は無印に統一、食器など空間を空けて配置し、モノの住所が決まっているなど徹底してらっしゃいます。

 

最高の一着・・・無粋だけどこれめっちゃ高そうですね~(笑)

 

ここまではなかなか真似できないですが・・・うん、羨ましい!

 

 

 

 

 

ミニマリストしぶさん。福岡県在住。20台。

 

「ミニマリスト」と検索すれば必ずブログ「ミニマリストしぶのブログ」が上位に表示される若きミニマリストの代表格。

 

(株)Minimalist代表取締役。著書『手ぶらで生きる。見栄と財布を捨てて、自由になる50の方法』は世界二カ国で翻訳もされている。

 

福岡在住で実家は元お金持ちだったがある時破産して貧乏になってしまったという過去を持つ。

 

理論的な考え方をしていて影響を受けたミニマリストは結構多いのではないだろうか?「お金持ちほどモノが少なくスッキリしていて、貧乏人ほどモノが多く散らかっている」という下りには納得させられる。

 

 

 

 

 

佐々木典士(ささきふみお)さん。京都府在住。

 

元は東京の出版社の編集者。2016年に退社。現在は執筆活動が主な活動。アラフォー世代。

 

人気のミニマリスト本『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』は23ヶ国語、習慣本『ぼくたちは習慣で、できている。』は4ヶ国語に翻訳されている。元々モノを溜め込みがというところが個人的にかなり親近感を覚える。

 

違う点は佐々木氏はモノへの執着が強く多くのものを写真に撮って保存している点だ。

 

自分はそういう意味では卒業写真を平気で捨てるくらい執着が少ない、ただの衝動買いマンだったんだなと思う。

 

街を間取りとして考えて家は食堂じゃないから食器も一人分」という考えが面白い。モノへの執着の強い人は「ゆっくり時間をかけて手放す技術を身につけるのが大切」だと仰っている。

 

その技術の一つに写真に収めてから捨てるなどがあるということですな。

 

 

 

 

 

Minimalist Takeruさん。愛知県在住。

 

ミニマリスト系YouTuber。本業はマッサージ師。

 

20台後半とは思えないほどドッシリとした雰囲気を持っています。

 

潰瘍性大腸炎という難病を抱えてるTakeruさんだからこそ、目に見えないことの大切さや自分の力で稼ぐことの大切さを伝えてくれます。

 

 

 

 

 

白ミニマリストのエリサさん。北海道在住。

 

本業はバルーンパフォーマー。『トランクひとつのモノで暮らす』の著者としても知られています。

 

女性らしい視点で「服を減らしすぎてファッションを楽しめなくなった」という失敗談や解決策なども教えてくれます。減らすことだけがミニマリストではないということですね。

 

自分は何故ミニマリストを目指したか?





気づけば僕は30台になっていた。実家を離れて東京に住み、独身ライフを満喫していた。その頃の僕がどんな感じになっていたかというと…。

 

ありとあらゆるモノが溢れかえった部屋に住んでいた!!!!

 

弾きもしない(出来ない)ギターが6本、バーベル&ダンベル200kg、トレーニングベンチ3個(なんで3個も・・・)、本棚4つに詰まった本やCD、フィルムカメラ4 台にレンズ、渡り歩いてきたアイドルグッズなどなど…。

 

独り暮らし故に歯止めが効かず、何より「魔法のカード」を所持するようになっていたのだ!!察しの良い方はお気付きだろうが、僕はクレジットカードのリボ払いを頼りに、「借金してまでモノ買うマン」に成り下がっていたのだった…。

 

そんなことが続き、借金の影響が生活にまで及ぶようになった頃、これはマズイと実感するようになったが、どうすれば良いのかわからない…。

 

そんな折り偶然出会ったのが、ミニマリスト関連の本だった。まさに運命の出会いである。

 

特に『わたしのウチには、なんにもない。』で有名なゆるりまいさんらミニマリストの極限までモノを減らした部屋の写真を見て思ったのは…。

 

「モノが片付けば、減らせれば、このヤバイ状況から脱出できるかもしれない…」

 

という問題解決としての有用性というよりは、

 

凄い!!こんなにガランとした部屋見たことない!!こういう部屋に住みたい!!!!

 

と、世間とは異質なものに対する一種の憧れを感じてしまったことが大きいというのが実のところである(笑)

 

そこから少しずつ、たまには激しくモノを手放してワクワクする日々が始まった!!

 

ミニマリストを目指す過程で得た気付きは?

モノを減らすにはスピード感が必要

 

ミニマリストを目指し、モノを減らし始めた頃は果てしない旅のようにも思えたが、ガランとした部屋への憧れの方が強かったので、夢中になってモノを手放していった。

 

しかし、暫く経つとやや停滞ぎみになってしまった。捨て疲れというやつだろうか?

 

そんな時にに勢いを貰ったのが、カナダ在住のミニマリスト筆子さんの『1週間で8割捨てる技術』という本だった。この本に出会うのは実は2回目だったりする。最初は紙の本で、その時は行動までは移せなかった。今回は電子書籍だったが、内容はもちろん同じだろうからタイミングが大事ということか。

 

この本では1日ごとに取り組む場所が決められていて7日間で家全体のモノの総量を減らしていこうという流れになっていて、行動に移しやすかった。また、ストップウォッチを使ってのタイムアタック形式で捨てるなどの技術もモノを減らすスピードを加速させてくれたと思う。ダラダラやっているとやはり疲れてくるし、判断力も鈍ってくるのだ。

 

粗大ゴミの処理依頼や2週間に1回しか捨てられない不燃ゴミなどもあるため、流石に1週間で8割も捨てられなかったが、キッチン周りや押し入れの衣類など直ぐに取りかかれる場所に関しては8割以上減らすことが出来た

 

モノを手放す時にはお金も時間も腕力も浪費するということ

 

手放していく中で、「こんなに苦労するなら、なるべくモノは持ちたくない」という気持ちも芽生えた。

 

モノを減らしていく過程でお金も時間も浪費してしまったし、分解したりするのに腕力だって使った(笑)

 

費用を浮かせる為に大型家電や家具を共同玄関先に運び出すには火事場の馬鹿力を発揮するしかなかった。2ドアの冷蔵庫を担いで階段を降りた時は、本当にキツかった(苦笑)

 

もう絶対に大型家電は買わない!

 

と心に誓い、どんなモノに関しても処分する必要性が生じた時のことを考えて買うべきだと肝に命じたのだった。

 

固定支出を減らせれば楽に暮らせる

 

固定支出についても考えるようになった。特に大きなウェイトを占める家賃を減らせればもっと楽に暮らせるということで、¥50000台の賃貸から¥20000台の賃貸に引っ越しもした

 

そこは、都心から少し離れていて森や川があり自然を感じられる場所。心なしか精神的なストレスからも少し解放された気がした

 

ミニマリストと正反対だった過去

僕自身は、元々モノをため込むタイプの人間だった。その原因は大きく2つあると思っている。

 

1つ目は母親がいわゆる「捨てられない女」であること。何でもかんでも取っておこうとして、僕の小学生時代の教科書ですらなかなか捨てさせてくれなかった。今でも実家はありとあらゆるモノで埋め尽くされていて足の踏み場もないほどだ。

 

2つ目は、幼少期から高校生くらいまで結構厳しく育てられていたことに対する反動だ。小遣いも周りの子に比べると少なく設定されていたし、ゲームは禁止、テレビも観る時間が決められていた。特別貧乏な家庭ではなかったが、両親が貧しい時代を経験しているので厳しくしていたのだと思う。

 

大学生になりバイトをするようになると、稼いだお金の全てをあらゆる趣味につぎ込むようになった。フィギュアを山のようにコレクションし、PCゲームや特撮やアニメやグラビアアイドルのDVDを買い漁った。格闘技も好きだったので、パンチンググローブやレガース、教本や指南DVD、プロテインなども買い込んだ。

 

部屋はあっという間にモノに埋め尽くされたのだった。

 

まとめ

このようにミニマリストとひとことで言っても、その素性は十人十色といった感じで、仕事もバックグラウンドも性別も違います。

しかし、共通する点としては過去に大きな苦労や辛い思い出などを乗り越えてきた方が多いような気がします。僕みたいにミニマリストのガランとした部屋に憧れてという人もいたりしますけどね(笑)

もちろん、子供の頃からミニマリスト的思考を持っている天然のミニマリストもいると思いますが、モノの多さにウンザリしたり、自分を変えたい、環境を変えたいと思ってミニマリストになる人が多いことは確かなようです。

また、ミニマリストになりたいと思ってモノを減らす取り組みをしていく過程で沢山の気付きを得ることが出来ます。これから取り組んでみたいと思う人は色々なタイプのミニマリストの中から自分が真似しやすい人をモデルにして始めてみるのが良いかもしれません。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。






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モノにあふれた生活を送っていたが、30代後半に一念発起して断捨離本やミニマスト本の影響も受けつつ、大規模な断捨離を決行。俗に言うミニマリストになる。

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