趣味に生きるミニマリストの日々

ミニマリストは見栄を張らない?自己顕示欲と承認欲求が強い場合も?

2019/10/06
 
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モノにあふれた生活を送っていたが、30代後半に一念発起して断捨離本やミニマスト本の影響も受けつつ、大規模な断捨離を決行。俗に言うミニマリストになる。

ミニマリスト研究家のNEOMIです。

ミニマリストの方がよく「見栄を張らないようにしよう」、「見栄を捨てよう」と主張しているのを聞いたことがあるのではないでしょうか?

見栄を張ることで自分自身をより良く見せる為だけに分不相応な物を買ってしまったり、嘘をついてしまったりするためです。

だがしかし、ミニマリストなら見栄を張らないのか?と言われたら非常に疑問に感じます。

 

そこで、ミニマリストは本当に見栄を張らずに生きているのか?

逆に見栄を張ることがそんなに悪いことなのか?

など書いていきたいと思います。



見栄を張る人の心理

一般的に他人に「綺麗に見られたい」「お金持ちに見られたい」「強そうに見られたい」など、本来の自分より良く見られたいと上辺だけ取り繕うことを「見栄を張る」と言いますね。

その心理は?というと、やはり「他人に勝ちたい」「他人より優位に立ちたい」とい心理が働いているわけです。

これは、生き残るために必要な本能と言えるでしょう。

見栄を張るのは無駄?

見栄を張るというのは基本的に悪いイメージしかないですが、見栄を張ることで得られるメリットもあります。

前項でも書きましたが、見栄を張るというのは生き残るために遺伝子の中に組み込まれている本能です。

見栄を張ることは無駄じゃないと言える点は少なく見ても2点あります。

 

1点目は自信が本当に強く、他者より優れているにしても戦わずに相手を萎えさせることが出来れば身体的にも精神的にも傷を負うリスクを回避出来ます

2点目は、見栄を張っていただけのことが現実になっていくことです。嘘から出た真なんていう諺(ことわざ)もありますが、演じている内にそのものになってしまうのです。

 

見栄を張るデメリット





見栄を張るデメリットとして考えられるのは、「自分の器じゃなかった」という状態に陥ることです。

つまり、自信に負えないほどの見栄を張るのは、身体的にも精神的にも負荷がかかり過ぎていずれボロが出てくるものです。

例えば、物理的には返せないほどの借金をしてしまうなどですね。

ミニマリストでも自己顕示欲 と承認欲求が強い可能性もある

では、見栄を棄てるべきだというミニマリストは本当に見栄を張らないのでしょうか?

個人の見解ですが、ミニマリストも見栄を張ると思います。

少なくとも情報を発信していこうという気概のあるタイプのミニマリストの皆さんは見栄を張っている可能性が十分ありますよね?

因みに僕もその傾向、ありありです(笑)

僕のミニマリストになろうとしたきっかけは、「変化を起こしたい」、「そろそろモノの多さにウンザリしてきたな」というのもありつつも「何にもない部屋スゴっ!」「こういう部屋に住みたい!」というテンションや勢いでモノを減らしてきたタイプなんですよね(笑)

だから、「ミニマリストならこれもいらんやろなぁ」というそこにはミニマリスト的な?見栄が働いていたりするわけです。

なので、目立ちたいとか、変わった自分を見て欲しいなど、自己顕示欲と承認欲求が強い場合もあるかもしれません。

まとめ:ミニマリストは見栄を張るベクトルが変わっただけかも

ここまで見栄について書いてきましたが、まとめるとこんな感じです。

・見栄は生き残るために備わっている本能

・見栄を張ることで成長できる場合がある

・ミニマリストも自己表現という意味では見栄を張っている可能性がある

つまり、「ミニマリストはミニマリストであるという自己表現で見栄を張りながら成長している」

ということであり、決して見栄を捨てたわけではない。

「ミニマリスト的生き方を表現することで成長を続けている」と捉えるならば真っ当な生き残り戦略の進化系であると言えるだろう。

最後まで読んで頂きありがとうございました。





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