ワカケホンセイインコの東京や神奈川での野生化がひどい!駆除方法や天敵はいないのかについても
今回登場するのは鮮やかな黄緑色の体と赤いクチバシが特徴的なワカケホンセイインコ。
近年、東京でも逃げ出した個体が野生化し繁殖しており、集団で行動するため鳴き声がうるさい、糞が汚い、作物が食べられたなどの害が出始めているインコです。
そんなワカケホンセイインコですが、どんな鳥なのかわからないことも沢山あります。
そこで、生態や鳴き声、天敵はいるのか?駆除の状況は?など調べていきたいと思います。
ワカケホンセイインコの生態や寿命
鳥網オウム目インコ科ホンセイインコ属
ホンセイインコ種の亜種。
北緯20度以南のインド、スリランカに生息している。
世界各地でペットとして飼われていたものが野生化する現象が起きており、日本でも関東地方を中心に野生化した個体が群れをなしている。
全長約40cm。
緑色の体色で雄の成鳥には喉から首にかけて広い黒帯が走り、首の後ろは細い桃色の帯となる。
この模様からツキノワインコという別名もある。オスは首の輪が目立ち、メスは目立たないので、この輪をもとに雌雄を区別することができる。
ただし若い個体においては、模様が未発達であり見分けるのは難しい。
通常の緑色の他、色変わりとして青色、黄色、白色の個体もいる。
嘴は大きくて赤く、尾羽は長い。
寿命は、飼育環境下で最長約30年。
低地から標高2000mまでの森林、サバンナ、樹木の多い市街地などに生息する。
食性は植物食で、植物の種子や花、果実、芽、穀物、餌台に置かれた餌などを食べる。
繁殖期は春で、樹洞に巣を作る。
非繁殖期には群れで行動し、大木や街路樹などに集団ねぐらをとる。
ワカケダンスという、特有の踊りのような仕草をすることが知られている。
緊張状態においては黒目が小さくなり、ほぼ白目の状態になる。
ワカケホンセイインコの鳴き声
ワカケホンセイインコは、鳴き声が大きいと言われているがどのように鳴くのか気になるところ。
実際の鳴き声はコチラ。
1羽でこのくらいだと集団だとかなりの騒音になることだろう。
ワカケホンセイインコのペットショップでの値段
ワカケホンセイインコの値段は、
¥25000~
ということで、比較的手が伸ばし安い値段である。
その割には言葉を覚えたりダンスを踊ったり、寿命も鳥としては長い、何より見た目もキレイなのでペットとして重宝されたのだろう。
ワカケホンセイインコの天敵
住み処は比較的拓けた場所を好み、森林などは好まないので大型の猛禽類などに襲われる心配もなく、1番身近な大型の鳥と言ってもカラスくらいのものなので天敵と言えるほどではない。
ワカケホンセイインコの駆除は?
今のところ特定外来種に指定されていないため駆除の対象になっていないとのことです。
まとめ
ワカケホンセイインコのことを色々と調べてきましたが、まとめるとこんな感じですね。
・本来は主にインド、スリランカに生息している。
・植物の種子や花、果実、芽、穀物、餌台に置かれた餌などを食べる。 ・日本の関東地方を含め世界各地でペットとして飼われていたものが野生化している。 ・寿命は、飼育環境下で最長約30年。 ・ワカケダンスという、特有の踊りのような仕草をすることが知られている。 ・緊張状態においては黒目が小さくなり、ほぼ白目の状態になる。 ・1羽でも甲高く大きな鳴き声なので、集団だとかなりの騒音になると予想される。 ・値段は¥25000~ ・天敵というほどの天敵はいない。 ・特定外来種に指定されていないため駆除の対象になっていない為、駆除は今のところ特にされていない。 |
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