趣味に生きるミニマリストの日々

インドサイは鎧のような体をしているが体重はどのくらい?足は遅い?性格や生態も紹介

2020/03/11
 
インドサイは鎧のような体をしているが体重はどのくらい?
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モノにあふれた生活を送っていたが、30代後半に一念発起して断捨離本やミニマスト本の影響も受けつつ、大規模な断捨離を決行。俗に言うミニマリストになる。

 

今回取り上げるのは、インドサイです。

大きくて鎧のような体と鋭いツノを持った彼ら、どのくらいの体重があるのか?足はやはり遅い?

性格や生態についても調べていきたいと思います。



インドサイの生態

 

インドサイ全身

インド北東部、ネパールに生息。

体長310 – 420センチメートル。尾長60 – 80センチメートル。肩高170 – 200センチメートル。体重1,500 – 3,500キログラム

メスよりもオスの方がやや大型になる。

耳介の外縁や尾の先端を除いて、体毛はない。皮膚は分厚く、肩や腰、四肢の基部では襞状になる。皮膚には鋲(頭が大きいくぎ)のような隆起が点在する。体色は暗灰色。

頭部は長い。頭部には1本のみ30 – 60センチメートルのツノがある。ツノは骨ではなく、主にケ ラチンと呼ばれるタンパク質で出来ており、人間でいうところの髪の毛や髭、爪と同じような材質でできている。多少の傷や損傷が軽微ならばしばらく放っておけば再生する。もちろん大きな損傷は時間がかかる。

インドサイ頭部アップ

下顎の犬歯が発達している。

沖積平野(主に河川による堆積作用によって形成される地形)にある丈の長い草原や沼地に生息するが、河川沿いにある低木林や乾燥林などにも生息する。通常は単独で生活する。

食性は植物食で、草や木の枝、果実、ホテイアオイなどの水生植物、タケノコなどを食べる。

寿命は約40年

主に聴覚や嗅覚に頼って過ごしている。特に耳は180度自由に回すことが出来て、周辺の音を敏感に聞き取ることができる。一方で視力 は弱いと考えられている。

大きな体に 似合わず泳ぎも得意で、サイの仲間では最も水に入ることが多い種。

意外と足が速い

普段はのんびりと暮らしているが本気を出すと時速40kmものスピードで走ることができる

時速40kmというと100mを10秒で走れる短距離走の選手の時速36kmよりも速いことになる!

2㌧トラック並みの体が時速40kmで走ってきたら…あとは想像にお任せする(笑)

実際にインドサイが走っている動画があったので御覧ください!

これできっとジョギングレベル?ですかね?(笑) とにかくめっちゃ軽快な走りですね!!

 

お見合いが過激!命も落とす?

 

動物園では繁殖の為のペアリングでオスとメスを一緒に住まわせたりするようですね。

そして、お見合いをさせます。

しかし、我々人間がイメージするような微笑ましい光景ではありません。

決闘に近いものがあります。人間だったら修羅場(笑)

 

実際はこんな感じですが、迫力ありすぎでしょ(笑)

この行動はツノ合わせというお見合いの儀式だそうですが、時には血が滲むほどの激しいドツキ合いになるとか。

その後メスが逃げ、それをオスが追って交尾に至るという流れが主流?らしいです…。

こんな感じなので自然界では体が小さいメスはオスの攻撃に耐えられず命を落としてしまうため、体が大きくなる6歳ごろになってようやく繁殖できるようになるらしいですね。

まるで、ドメスティック・バイオレンスのような・・・。

しかし、これがインドサイの愛情表現だっていうんですからね…不器用ですなぁ。

縄張り争いはツノじゃなく前歯で攻撃

オス は2~8平方キロメートル(最大で東京ドーム170個分相当)の大きさの縄張りを作ります。

 

普段の場合であれば縄張りの主であるオスは、他のオスが縄張りに進入してきてもほとんど意に介さず無視します

 

しかし繁殖期などで気が立っている場合にはしばしば激しい争いに発展し、場合によっては相手を殺してしまうほど激しい戦いが行われます。

 

この時彼らはツノではなく、主にキバにのように鋭い門歯(切歯)つまり前歯で相手に噛みついて攻撃します。

 

前歯で噛みついて殺すってどんだけ顎の力があるのよ?という感じですが、硬い木の枝なんかも食べられるぐらいなのでかなりの威力なんでしょうね。

 

密猟で絶滅の危機!インドサイの天敵は?





自然界においてインドサイの天敵となるのは唯一トラぐらいということですが、そのトラももっぱら子供のサイを狙うのがほとんどらしい。

 

では、一番の天敵とは?

最大の天敵はなんと言っても人間

人間がインドサイに与えた影響は計り知れない。

 

農地開発や放牧による生息地の破壊、外来種による植生の変化、角目的の乱獲やスポーツハンティングなどなど・・・。

 

盲信と欲から?ツノが金と同等かそれ以上で取引されることも

東洋では漢方薬の材料として高値で取引されており、現代でもインドサイのツノは1kgあたり300万円以上の値で取引されることもあるそうで、これは同じ重さの金(ゴールド)の値段に匹敵するとか。

 

しかし サイの角には医薬品としての効果は全くないにもかかわらずである

 

その他にもサイの皮や血液、排泄物なども金銭的価値があり、これらも各地で取引がなされているらしい。

 

そしてそのツノを目当てに19世紀から20世紀の初め頃にはインドサイの大規模な狩りが各地で行われ、その結果彼らの数は200頭前後にまで減少してしまったのだ

 

まとめ

インドサイについて色々調べてきましたが、まとめるとこんな感じです。

 

・体重は1,500 – 3,500キログラム。

・本気を出すと時速40kmものスピードで走ることができる。

・繁殖期を除けば縄張りに入られても無視するくらい温厚。

・繁殖期に入り縄張り争いをする際にはツノではなく前歯で噛み付いて攻撃する。相手を殺めてしまうこともある。

・繁殖活動においてもツノ合わせという激しい儀式を行い、時には幼いメスがその攻撃により命を落とす。

・ツノを目当てに19世紀から20世紀の初め頃にはインドサイの大規模な狩りが各地で行われ、その結果一時期は200頭前後にまで減少。

 

まとめてみて分かったのはインドサイは繁殖に関わることには物凄く必死だということだろうか。

それだけ本来子孫をを残すことは生き物にとって最重要事項なのであるが、最近の日本人の若者はというと・・・。

まあ、人間は本能の赴くままに行動できないですけどね(笑)

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。



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